2009年9月12日土曜日

わしの腹の中を見てくれ!

世間の経済動向如何に関わらず、おかげさまで忙しく仕事をさせていただいている。
そのため、定期診断で「便潜血」が認められたのに精密検査に行けなかったが、とうとう先日大腸の内視鏡検査に行ってきた。前の日の仕事が忙しく、夕食を食べそびれたのが良かったのか、2リットルの溶液(これを30分間隔で500ccずつ飲んでいく。出された液にヒロヒロとしたにごりがなくなったら検査可能だ)を1.5リットル飲んだ時点でOKが出て、更に運の良いことに検査する先生がタイミング良く空いていたのでそのまま検査。腹を膨らませられる感覚には違和感を感じたが、さほどの痛みもなく、検査が終了。この時点で11時半。朝8時半から夕方までかかると聞いていたので、予想外の早さに驚く。この病院始まって以来の上がりの早さでなかろうかと勝手に自画自賛であるが、ともあれポリープも何もなかったのは幸いだ。

それにしても、検査医と看護婦さんが検査中にしていた会話が気になった。
検査医「そういえばモベですることになったんだって、あのオペ」
看護婦「モベ…モベって本当?(かなり意外な感じ)」
検査医「おれもモベなんて予想外だったけど、仕方ないよな。執刀医が決めたんだから」
看護婦「けれど、立ち会う私たちの立場も考えてほしいわよね。モベだと大変なんだから」
検査医「そうだよな、モベだと出血もひどいし、何考えてるのっていう感じだよな」
看護婦「ほんとよ。モベって信じられない」
えっ、モベって何?と想像力で頭がぐるぐる回っている間に検査が終わり、モベをされる患者さんには悪いがモベには感謝だ。それにしても、検査中にこんなに会話していて良いのだろうか。まあ、これも緊張感のない「腹の中」だったということだろう。

まあ、それはさておき、わしの周りの人たちに開陳しておく、わしの腹の中。何ときれいなピンク色。腹黒とはほど遠いきれいな腹だ。これでわしの清廉潔白な人格が腹の底から納得できたであろう。