天気もこの日はやや雲が多く、絶好の自転車日和だ。よっしー、とっしー、わしはロードなので去年に比べてペダルを回すのもかなり楽だ。気持ちよくペダルを回していると、巡航速度が30キロ程度になっていたりする。マウンテンのかずちゃんにはかなり苦しかったろう。
しまなみ海道ならではの次々登場する橋、これが良いのだ。因島大橋などは橋の下を通ることになっており、これが雰囲気を出してくれる。
因島では有名な?「はっさく屋」で、名物?「はっさく大福」を食す。はっさくの固まりが中に入っていて、これが結構いけるのだ。大福など日頃食べないわしでも、はっさくの酸味のおかげでこれなら何個でもいけそうだ。はっさく大福一個130円。http://0845.boo.jp/hassaku/
それにしても、よっしーは速い。さすが遠い昔は自転車の選手だっただけある。途中、トラックについていったり、原付を追いかけたりと、パワーが違う。わしもトレーニングを積んで、よっしーについていけるようになりたいものだ。
瀬戸田では、ドルチェでジェラートを食べる。今回は伯方の塩味にしたのだが、これがあっさりしていて旨い。それもそのはず、ここは楽天のジェラート部門、三年連続一位なのだそうだ。その他にも、瀬戸田のれもん味、瀬戸田のデコポン味、瀬戸田の夏みかん味などと、ここでは瀬戸田の味を思う存分味わえる。シングルタイプで263円。http://www.setoda-dolce.com/index.htm
しまなみ海道でどの橋が好きかと聞かれたら、わしは迷うことなく「多々羅大橋」だと答える。この橋は最高だ。何しろ、多々羅大橋には鳴き龍がいるのだ。ということで、ここでは童心に返って、散々シャウトしてしまった。
それにしても、この多々羅大橋にしても、この後の来島海峡大橋にしても、とんでもない橋をよくぞ造ったものだ。上の橋脚の下からの眺めなどすごいものだ。総工費がいくらかかったか、経済的にペイしているのかなどと考えると疑問はあるが、自転車で走るには最高の橋であり、コースだ。眺望も素晴らしいし、橋の上を抜けていく風はとても気持ちよい。
マウンテンのかずちゃんは途中足がつったりしながらも頑張る。わしも少しバテ気味になりながらもくるくるとペダルを回し続けて、無事四国に到着。今治サイクリングターミナルのサンライズ糸山で最高にうまいビールにありついたのである。
昨年ここに来たときは天気が悪かったせいか、サイクリストをあまり見なかったが、今年はかなり多い。ロード(特にTREK)をよく見る。中には親子連れなどもいて、ほほえましい。しかし、わし的には以下のようなサイクリストが好きである。
このような格好では日焼けして大変だろうなと心配ではあるが、そんなこと言えば貴重な鑑賞の機会を逸してしまうし、後ろを走りながらかなり悩んだが、親切より鑑賞を選んでしまった。わしのような凡人の悩みなど、すべからくこのようなものである。
Uターンして大島を通って、再び伯方島へ。ここの光藤旅館が良いのだ。
この日の全行程は以下の通りである。
6:30出発→7:40尾道大橋→8:15因島大橋→9:15生口橋→10:25多々羅大橋→10:53生口橋→11:22伯方・大島大橋→12:35来島海峡大橋→12:53今治市サイクリングセンター着→14:05サイクリングセンター出発→15:05伯方・大島大橋→15:23光藤旅館。
走行時間:5時間32分58秒、走行距離:121.89キロ、平均速度21.9キロ。
(ちなみに、四国までは走行時間:4時間22分27秒、走行距離:98.28キロ、平均速度22.4キロ)。
光藤旅館での料理は昨年同様素晴らしかった。