ここ数週間、国内にいるときにはどうもやる気が出ない。
なんでだろうか、と考えてみたが、原因はよくわからない。
1、2年に一度、このような状態があるが、これは周期的なものなのだろうか。確か前々回は二年前の9月くらいではなかったか。この時は個人的にコーチングのコーチと契約して指導してもらうことと、最終的には海外出張による高揚感を踏み台にして脱出したのであった。
前回は昨年の1月くらいであった。この時は会長が体調を崩すことによって、経営トップとして動けるようになったことによるエキサイティングな日々の中で瞬時に解消されたのであった。
ということは、わしのやる気のスイッチは内部では入らず、外的要因(=刺激的な状況、チャレンジしがいのあるテーマ)によって入るらしい。
有事には強いし、その中ではイキイキするが、平和なときには逆に退屈して鬱々とした日々を過ごしてしまう…これでは何やら人格破綻者のようであるが、一面は真理であることは確かだ。
有事には有事で、ストレスを感じてしまうのだろうが、それは退屈よりはまだましなのだ。
何と面倒な性格であろうかと思うが、これも自分であるから仕方ない。
自分とのつきあい方を再度研究しなければなるまい。
2010年12月11日土曜日
2010年12月10日金曜日
福田秀人著「見切る」
引用
<ほのぼの会社の九条件>
人事関係
①採用した社員は、怠け者でも雇い続け、ミスや手抜きをしても叱らない。
②仕事をせず、ろくな成果をあげなくても、昇給、昇進させていく。
③昇進させた者は、その役職では力不足であっても、異動や降格をさせない。
仕入関係
④仕入先や外注先がミスをしても、「気をつけてね」と言うだけで簡単に許し、めったなことでは取引を中止しない。
⑤金払いがよく、めったなことでは値引きを要求せず、安い見積もりを出せば「こんなに安くて大丈夫なの」と心配してくれる。
顧客関係
⑥販売先や顧客の面倒な注文やサービスの要求には、二つ返事で応じ、顧客満足を心がける。
⑦気安く値引きする。
⑧クレームをつけられれば、相手側に非があっても反論せず、謝罪や補償をする。
株主関係
⑨ちょっと儲かれば、内部留保に回すより、株主配当をはずむ。
以上の条件のうち、ひとつでも満たせば、ほのぼの会社予備軍である。
ほのぼの会社は愛されて潰れていく…と筆者は断じる。おそろしいことである。
自社でも当てはまりそうな条件がチラチラとあるように思う。
少し厳しさが欠けているのかもしれぬ。
気をつけなければならない。
<ほのぼの会社の九条件>
人事関係
①採用した社員は、怠け者でも雇い続け、ミスや手抜きをしても叱らない。
②仕事をせず、ろくな成果をあげなくても、昇給、昇進させていく。
③昇進させた者は、その役職では力不足であっても、異動や降格をさせない。
仕入関係
④仕入先や外注先がミスをしても、「気をつけてね」と言うだけで簡単に許し、めったなことでは取引を中止しない。
⑤金払いがよく、めったなことでは値引きを要求せず、安い見積もりを出せば「こんなに安くて大丈夫なの」と心配してくれる。
顧客関係
⑥販売先や顧客の面倒な注文やサービスの要求には、二つ返事で応じ、顧客満足を心がける。
⑦気安く値引きする。
⑧クレームをつけられれば、相手側に非があっても反論せず、謝罪や補償をする。
株主関係
⑨ちょっと儲かれば、内部留保に回すより、株主配当をはずむ。
以上の条件のうち、ひとつでも満たせば、ほのぼの会社予備軍である。
ほのぼの会社は愛されて潰れていく…と筆者は断じる。おそろしいことである。
自社でも当てはまりそうな条件がチラチラとあるように思う。
少し厳しさが欠けているのかもしれぬ。
気をつけなければならない。
2010年12月4日土曜日
パリ出張 その2
商談会の合間を使って、ベルサイユ宮殿へ。
ルイ14世の絢爛豪華な建物を鑑賞しようと期待していくと、そこには異様な物体が…。
ルイ14世の絢爛豪華な建物を鑑賞しようと期待していくと、そこには異様な物体が…。
中に入るとすべての部屋に異様な物体があり、更にはこんなものが…。
続いてこんなやつが次々と現われる。
いったい、これは何なんだ? と思って確認すると、以下のような記事があった。
【パリ=山口昌子】フランスの「ベルサイユ防衛調整会(CDV)」は15日、声明を発表し、CDVと「仏全国作家連合」が11日付けで天皇陛下、菅直人首相、日本国民宛にベルサイユ宮殿で開催中の現代美術家、村上隆氏の作品展中止の「公的支援」を訴える書簡を送ったことを明らかにした。
書簡は、「150年来、フランスと日本は友好条約で結ばれている」としたうえで、パリ郊外のベルサイユ宮殿内で9月14日から開催中の村上隆氏の作品展が「われわれの国家的遺産の象徴を滑稽化している」と指摘、展覧会の「即刻中止」を訴えている。
作品展に関しては、宮殿を建設したルイ14世の子孫のシクストアンリ・ドブルボン公爵が10月中旬、「祖先と宮殿の尊厳を守るために」中止を求める仮処分をベルサイユの行政裁判所に申請することを明らかにした。
ベルサイユ宮殿では2008年から毎年、現代美術かの作品展を開催しているが、初回の米美術家ジェフ・クーンズ氏の作品展では公爵の甥が中止を求めて同裁判所に訴えたが、却下された経緯がある。
そういえば日本でもニュースを見たような気がする。日本では否定的な報道が多かったようだが、こちらではどうなのだろうか。
フランス在住十数年の日本人に尋ねると、意外な答えが返ってきた。
「こちらの人はほとんど気にしていませんね。あれはあれでかわいいじゃんってなもんですよ。前にはもっと過激な芸術の展示もあったし、ね。それにルイ14世の子孫が仮処分を申請するのはおかしいよ。だって、あの宮殿はあなたたちのものではないもんね。けれど、一番気になるのは日本の報道ですよ。大変な問題になっているような一方的な見方をどのマスコミでも言っているでしょ。バランスが全く取れていないんだよね。こちらの方が大問題だよね。ある意味、こわい」
傾聴に値する意見だったが、わしのように初めてベルサイユに訪れた人間からすると、やはりこの展示には少々問題ありだ。
何しろ、思い起こしてもベルサイユの記憶=村上隆のオブジェになっているのだ。
わしの記憶を返してくれと言いたい気分だ。
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