「弟子の結婚式の予定時間は4月21日の晩です。
(泊まりが弟子前もって予約しておくので、心配しなくて)
21日、忙しいので、
なので、22日の昼御飯を先生と一緒に食べます。
先生にお願いするのは今回の時間をゆっくり按配してください。
式以後、先生に塩城を案内します。
また、演出の番組をどうぞ準備してください。
(歌を歌うとか、煙草を打つとか、日本伝統のその遊びとか)」
何か演出をしろということだが、ここの「煙草を打つ」というのは、俗に言う「飲む打つ買う」などとは関係なく、輪ゴムで人の咥えている煙草を打ち落とすということなのだ。
知られていないが(アピールもしていないが)、わしの特技の一つが輪ゴム打ちなのだ。
中国では宴会の時に、よく人の咥えた煙草を連続で落としてヤンヤの喝采を得ていたものだ。
(一度など中国のローカルのテレビ局に出演しないかとの誘いを受けたこともある)
しかし、晴れがましい結婚式という場で「打ち落とす」というのはどうも憚られるので、けん玉にすることにした。
また、返事が来た。
「ケン玉の時、日本語の歌を流れながら
出演したらいいと思います。
時間余裕の場合、そのアレンジ曲
(日本伝統な歌か?、今の流行音楽とか)をお願いします。
また、スケジュールについて、
中国での滞在を長くさせるようにお願いします。
追伸:何さんもその日、中国の武漢から来ます」
曲を流しながらしろ、ということになった。
わしの今の実力は準初段というところであり、技で見る者を圧倒するというレベルには程遠い。
というわけで、今難易度は低いが見栄えのする技の開発と、
「大家好!わたし日本から来た王くんの朋友あるね。これ、ニポンの伝統芸能けん玉ある。この赤いの女、この尖ったの男あらわしてるあるね。これから王くん夫婦がどんなになるか、今晩どんなことするか、これクルクル回しながらやってみるある」などという口上に磨きをかけるしかない。
今しばらく訓練の日々が続きそうだ。
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