2009年4月18日土曜日

山田花子来る!

去る2月16日に、広島の人気テレビ番組「神様の宿題」の取材で山田花子がやってきた。テレビではあのようなキャラだが、普通の時は滅法おとなしい。事務所に入ってくる時にも蚊の鳴くような声のあいさつだったし、少し意外であった。しかし、考えてみると日常生活も全てあのようなテンションでは身がもたないのかもしれない。けれど、カメラが回りだした途端に「あの花ちゃん」になっているのだから、芸能人はすごい。それに本人の名誉のために言っておくと、実物はテレビで見るより、スマートでそれなりにかわいらしいのだ。
テレビ局の取材というのはほとんどカットだ。
花ちゃんが店に入ってきた時には、以下のようなコテコテのやり取りがあった。
花「ここ、良い店ですね」
わし「(軽いノリにて登場)いらっしゃいませ」
花「あなた、どなた」
わし「一応、ここの専務取締役をしています上迫です」
花「なんや、軽い人やなと思ったけど、専務やなんて」
わし「専務いうても、何にも専務の方ですから」
その後、
花「豆がいっぱいあるけど、恋愛成就の豆ってありますか」
わし「ありますよ。ほらこのさくら豆がそうですよ」
花「わあ、かわいらしいピンク色」
わし「そうでしょう。この豆はさくらの花びらやら葉っぱやらを巻き込んで作っていますから、きっと花ちゃんの恋の花も満開ですよ」
花「やったー。それならこれ買って帰ろう」
わし「ただし、さくらはさくら。満開の後はパッと散りますけどね」
花「なんやそら」
などというやり取りが延々1時間続いていくのだが、何と放映日(3月5日だった)に観ると映ったのはわずか3分、しかもわしのおもろいやり取りがすべてカットされておるではないか。こら何やっとるんや、テレビ局。わしのおもろさがわからんのんかいとテレビを前に一人で突っ込んでいたのだが仕方ない。
次に来たときには、ギャクのセンスを磨いて迎え撃ってやると密かに決意している今日この頃である。

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