今日、通販ビジネスのアドバイスを頼んでいるI氏が東京から来社。あらためてこの半年(6月~11月、弊社は6月が期首なので)を振り返ってみると、通販の売上げが昨年のちょうど2倍になっている。このご時世におかげさまでありがたいことである。来年はこれを更に2倍にしてみたい。
中国語が堪能なI氏は最近中国への通販の進出もサポートし始めている。日本企業の中国への進出も第一期の工場の移転から、今はマーケットを求めての進出という第二期に移行している。ただ、日本での通販ビジネスがたどってきた過程が同時に存在する中国の通販事情では、日本の事例をそのまま持ち込んでも成功はおぼつかない。日本の最先端事例を持ち込まないとアドバンテージもないようだ。もはや、「日本を成長軌跡をたどっている」という中国像は通用しないのだ。
私も、昨年までは「海外進出」を旗印にして、昨年末には香港へコンテナでの輸出も実現させたが、契約した時と決済する時のレートで15%も円高に振れたのだから、これにはびっくりした。この後、為替も円高基調が続きそうだということで泣く泣く「海外進出」の優先順位を下げたのだが、これは正しかった。
まだまだ国内ですべきことがある。芥子粒のごとき我が社からすると、日本国内のマーケットにも広大なニッチがいくらでも存在するのだ。
大好きな海外には後で行くとしよう、そう考えている昨今である。
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