2008年8月26日火曜日

化石発掘

先日の日曜日、岡山のなぎビカリアミュージアムで化石の発掘体験をしてきました。
今から1500万年前には岡山県北部の奈義町は海、しかも亜熱帯気候でマングローブ林の群生地帯の只中にあったらしく、巻貝の一種であるビカリアの化石が良く採れるとのこと。
子供たちと化石の発掘体験をすると、採れるわ採れるわ。ヨコナガホンミミエガイ、カケハタアカガイ、ビカリエラ、トクナリヘナタリ、イズモクテルス、ノジュール、オオガキ、ツキノオサガリ、サクラガイ、そして蟹の足の一部、葉の化石など、十二分に堪能いたしました。写真は、葉の化石です。
考古学的な時間感覚、つまり1500万年前には今は中国山地の只中の山村が亜熱帯の海であったという事実。信じ難いくらいスケールの大きな話ですが、これを考えると今の地球温暖化の問題についても少し冷静に対応できそうです。
しかし、20年前までは中国地方水質ワースト1である芦田川でしじみが獲れていたなどということを思い出せば、20年前が1500万年前と同様にはるか遠い過去のように感じられて、複雑な心持にもなってしまいました。

2008年8月23日土曜日

直撃、苦悶、地獄の苦しみ

美しい虹を見て、幸せな気分にひたった一時間後、その悲劇は起こった。
テニスをしている最中、こともあろうかボールがW君の○○を直撃したのだ。
この写真は地獄のような痛みに苦悶するW君を地面に転がりながら激写したものである。
男の痛みを見事に切り取っているではないか。

Over the Rainbow

去る木曜日の夕方、南東の空に見事な虹がかかった。
大きな虹で、しかもうっすらともうひとつの虹もかかり、二重の虹だった。
虹を見ると、何だか幸せな気分になる。
虹のかなたには何があるのだろう。

2008年8月20日水曜日

読書の喜び

活字中毒のわしにとって、面白い本に出会うことは面白い人に出会うことと同様すこぶる重要なことである。
しかし、面白い人との出会いがまれであるように、面白い本と巡り会うこともまれである。
残念ではあるが、これが真実である。
面白い人はまれな存在である。しかし、まれな(変わった)人がすべて面白いわけではない。
論理的に言えば、面白いはまれの十分条件であるが、まれ(変わった)が面白いの必要条件ではないということだ。

話が脱線してしまった。
身震いがくるほど面白い、終わりがくるのが惜しいと思えるほどの本は少ないということが言いたかったわけだが、今回の出張中に読んだ本はいずれも面白かった。
まず、梯久美子「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」、続いて橘怜「永遠の旅行者(上)(下)」、そして石黒耀「震災列島」、いずれも時間を忘れ、むさぼるように一気に読みきってしまった。
「震災列島」などは帰りの新幹線の中、東京から夢中で読み始め、岡山で読み切ってしまった。もし読み終わるのが遅ければ、福山で降り過ごしていたことは間違いない。
この石黒耀はすごい!一作目の「死都日本」など傑作中の傑作であったが、二作目も面白いではないか。
こんな作家・作品と会えるのだから、読書はやめられない。
そして、当たりくじを立て続けに引いてしまえる日もあるのだから、日々は面白い。

2008年8月18日月曜日

東京駅を見下ろして


お盆休み明け早々、東京に出張です。

打ち合わせに訪れたオフィスの眼下には東京駅。

こんなところで仕事するような機会はなかったけど、なかなかいいものです。

仕事に燃えるで、てな気分になれました。

2008年8月17日日曜日

またしても、けが人が!

まあ自分でも好きだなとは思いますが、今朝もまた大谷山林道に出掛けてまいりました。
お盆休みにビールの大量摂取と運動無縁の生活をしたためか、体重は増えて体の動きはすこぶる鈍いという状況下、「今日はLSDで行きましょうね!」というM君のお誘いに喜んで乗ってしまいました。
※注意:LSDはLong Slow Distanceの略ですからね、心配なく。
ところが、大雨が降ったわけでもないのに林道入り口はこのような状態。しかも、前回より更に砂利などが浮いており、難易度は増すばかり。案の定、新人のK君が転倒落車。写真のような背中になってしまいました。右ひじの傷はこれもまた「男の生傷」のひとつですね。大きい石に前輪をとられ、一回転したとのこと。なかなかの大技で、転倒オリンピックがあったら、メダルは確実だったとか。転倒シーンを見られなかったのが残念至極です。

東急ハンズでの企画


もうすぐ終わりですが、今月20日まで広島の東急ハンズにて、テレビ新広島の人気番組「ひろしま満点まま」とのコラボで我が社の商品を販売してもらっています。
これは昨年、この番組に出演させてもらった会社から人気のあった数社が選ばれてというもの。
光栄ではないですか。
すでに「ここで粗挽き黒胡椒豆を買って食べたらほんとおいしくて、また次の日に買いに行ったらもうこの企画は20日までというじゃありませんか。これから先どこで買えるの?」などというありがたい問い合わせもいただいておりますが、広島の方はそごうの地下一階に「豆徳広島店」があるのでそこでお買い求めくださいね。

2008年8月14日木曜日

臍(へそ)の上のブニョ

宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」はなかなかの傑作のようだ。
わしより一足先に観に行った子供たちの反応も上々だった。
もちろん、わしも観に行くつもりだが、今一番気になるのは「崖の上のポニョ」ではなく、「臍(へそ)の上のブニョ」である。
このブニョ、数年前からわしの臍の上で大きくなり続けている「メタボの子」である。
メタボの基準である胴回り寸法まで後0.5センチ、もう後がない。
そんなわけで、最近は自転車に乗り、下手なテニスをし始めたがどうなることやら。
これからの見所である。

「ブニョブニョブニョ、メタボの子、太い腹からやってきた~」

脛の傷(8月13日大谷山林道にて、M君負傷)

男の傷、それはいくつになっても勲章である。
夕暮れまで、時間を忘れて遊んだ子供の頃、いつもどこかに傷ができていた。
ネクタイやスーツなどを着るようになって、いつの間にかそんな傷とは無縁になっていた。
しかし、やはりいくつになっても傷はやはり勲章なのである。
だから、この傷も誇らしいものなのである。
ダートの下り、チキンにならずに攻め抜いた証なのである。

もちろん、テクが足りなかったということはあるかもしれない。
けれどそんなこと関係ないのである。

身の上に付いた「脛の傷」は暗いが、この脛の傷は明るい。
良い傷なのである。

会社親睦会

去る9日の土曜日、会社の親睦会を開きました。
宴会部長F君や、幹事のW君の活躍で楽しい親睦会となりました。
万歩計のカウント競争などの趣向も面白かったです。

2008年8月8日金曜日

この世で一番おいしい飲み物

最近、ボルヴィックのレモン味にはまっている。
2,3時間自転車で林道を駆け回り、汗だくになり、のどがカラカラに乾いた時に飲むボルヴィックのレモン味、これがたまらんのですわい。
水だけでも、十二分においしいのに、そこに爽やかなレモン味。しかも、飲み口の部分が大きいときているから、これはもう最高ですわい。
ぐいぐいと飲み乾す時の気分といったら、これはビールより上ですわい。

ビールも最高だけど、目一杯体を使った後の「水」やら「スポーツドリンク」のうまさといったら、やはりそれ以上だと思うのであります。これって、体の改造が進み、「ビール太鼓腹型」から「ヴァームアクティブ型」に切り替わった証拠かもしれませんな。

しかし、これまでの人生で飲んだ最高の飲み物はといえば、私の場合「マウンテンデュー」である。
学生時代、バスで旅したイランのルート砂漠で飲んだ「マウンテンデュー」である。四十数度を超える砂漠の中(この時初めて、自分の体温よりはるかに高い環境下では鼻口を布で覆った方が耐えられるものなのだということを実感しました)で、バスはおんぼろで空調など効かず、たまのオアシスでの休息が唯一の支え。
もちろん、当時のイランの田舎に冷えた飲み物、ましてや冷えた清涼飲料水などそうそうあるわけもなく、紅茶に砂糖がたっぷり入っているチャイがあるくらい。そんな中、氷の中でキンキンに冷やしてある「マウンテンデュー」を見かけた時には思わず、「地獄に仏」ではなく、「砂漠にペプシコ」。
思わずごくごくと飲み乾した時のおいしさと言ったら、それはもう「甘露」としか言いようがない。五臓六腑に「冷たさ」「おいしさ」が染み入って、ほんと「生き返った」という感じ。

しかし、その素晴らしき飲み物、最高の飲み物である「マウンテンデュー」も、帰国した後飲んでもあの感動はなく、それ以来「あのルート砂漠のマウンテンデューの印象」を損なわないように、マウンテンデューは一切飲んでいない。
やはり、最高のおいしさ(飲み物も食べ物も)には、「時」と「場所」が必要ということなのですな。
そんな「一番」をどれだけ体験できるのか、それこそが「己の人生をおいしい」と思えるか否かを決めるのかもしれませんな。

落花生がどんどん大きくなっているぞ!

契約栽培してもらっている落花生の最新の写真が届いた。

よしよし、順調にすくすくと大きくなっているようですぞ。
写真を見る限り、今のところ草取りの必要はなさそうで一安心。この猛暑の中、炎天下に草取りは命取りになりかねませんからな。

7月12日の第一回目の草取りは朝から社員一同で行なったのだけど、慣れぬ中腰作業、厳しい日差しで、一部のメンバーはわずか2時間弱の作業でバテ気味でした。

しかし、無農薬栽培などというのは本当に「日々雑草との戦い」であって、栽培をお願いしているアグリインダストリーさんには本当に感謝、ありが豆です。

上が今の落花生、真ん中が前回の草取りの様子。

作業後に皆で食べた西瓜がおいしかったです。

テニスで良い汗かきました


昨日は会社の仲間とテニスに行きました。

先日の健康診断で、中性脂肪が一年間に2倍になったり、肥満度合が上がっていたり、尿酸値が高かったり、と「やっぱり運動しなければ!」と皆同じように思ったようで、計7名が参加。

しかし、久々に走って転ぶ者、サーブをしようとボールを上げたもののラケットが空を切り、そのままボールが頭に落ちてくる者など、お笑い集団のようでした。

ほんと、テニスなどするのは本当に久し振りだったので楽しかった。2時間ほぼ休みなしで、家に帰ると体重が1.5キロ減っておりました。
もちろん、その後麦酒を大量摂取して体重が元に戻ったことは言うまでもありません。

2008年8月6日水曜日

8月6日

今年も8月6日を迎えた。
広島生まれの私にとって特別な日である。
原爆の夢は中学生になる頃まで頻繁に見ていた。そして、世界はいつか核によって滅びるものだと信じていた。人類に未来はないと思っていたのだ。
ヒロシマに投下された原爆は十数万人の命を一瞬にして奪っただけではなく、生き残った人々に筆舌につくし難い苦悩を与え、その地に後から生まれてくる者には「ニヒリズム」を植えつけた。
一年のうちこの日だけは、この忌むべき「ニヒリズム」に対峙しなければならない。
それはヒロシマに生まれた者の最低限の責務であろうと思う。

2008年8月4日月曜日

馬貴派八卦掌の練習に参加

昨日はマウンテンバイクから帰って、昼から倉敷で馬貴派八卦掌の練習会に参加しました。太極拳の仲間ですが、これなかなか良いのですよ。何度か練習会にも参加しているのですが、確かに体に良いことは間違いない。うちの嫁さんは疲れると「八卦しよう」といきなり家の中で始めますからね。
参考HP http://www.maguibagua.com/

大谷山林道は面白い!


昨日は朝5時半から出発し、いつものマウンテンバイクコースである大谷山林道に行ってきました。先週は激しい夕立もあったせいか、路面も適度に荒れており、かなり良い感じになっておりました。ダートの下りは少しスピード感覚が麻痺しているようで何度か転倒しそうでしたが、面白かったですね。

かなりペースが速かったので、帰宅は8時半。走行距離41.98km。少しバテ気味です。

2008年8月2日土曜日

あっ、と気づけばもう8月

なにやら知らぬ間に気がつけばもう8月である。時間の経つのは実に早いものだ。今ではうるさいくらいに蝉が鳴いているが、次に気がつけばもう冬になっているのではないか、というくらい最近は時間が経つのが早くて困るよ。
フランスの心理学者のポール・ジャネーによれば、主観的に記憶される時間の長さは年少者にはより長く年長者にはより短く評価される、とか。学問的に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するということだ。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどだけど、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。つまり、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に相当することとなる。
実感としては、なんとなくわかるけど、これが事実なら心理的な時間はどんどん加速していき、主観的には短くなっていくわけだ。
これって、ほんと困るよな。