2008年8月2日土曜日

あっ、と気づけばもう8月

なにやら知らぬ間に気がつけばもう8月である。時間の経つのは実に早いものだ。今ではうるさいくらいに蝉が鳴いているが、次に気がつけばもう冬になっているのではないか、というくらい最近は時間が経つのが早くて困るよ。
フランスの心理学者のポール・ジャネーによれば、主観的に記憶される時間の長さは年少者にはより長く年長者にはより短く評価される、とか。学問的に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するということだ。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどだけど、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。つまり、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に相当することとなる。
実感としては、なんとなくわかるけど、これが事実なら心理的な時間はどんどん加速していき、主観的には短くなっていくわけだ。
これって、ほんと困るよな。

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