昨日、妻と今話題の「今度は愛妻家」を見に行った。休日に妻と二人で映画を見に行く…この行為そのものが私が愛妻家だということを表しているわけだが、それはともあれこの映画、良い映画であった。
映画的な趣向としては、「猟奇的な彼女」と「僕の彼女を紹介します」の連結や、「シックスセンス」の設定には及びもつかず、冒頭の神社のシーンで状況の把握はできてしまったが、それとは関係なく、しみじみと心に響く映画だった。
わしなど、最初に書いたように「今度は」と言わなくても、自他ともに認める愛妻家なわけだが、やはり自分の気持ちというものはちゃんと伝えておかなければならないよなと思った。
朝の連ドラなどでも多いときには15分間に5~6回泣いてしまうほどの虚構世界の泣き上戸であるので、映画が終わった後出られないほど泣いてボロボロになっているのではないかと心配していたが、そこまでではなかった。これは「この映画、まだ最後に何かしら仕掛けがしてあるのでは」と身構えていたからだが、これがなければ危なかったかもしれない。
映画は神辺のリーガルエイトで観たのだが、ほぼ8割の入りであり、しかもそのほとんどが熟年以上のカップルであった。こんな映画もそうそうないであろう。
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