2011年10月26日水曜日

小松左京大人買い

小松左京が亡くなったのが7月。今頃になって久し振りに読みたくなった。小学校3年の時に、「宇宙人のしゅくだい」を読んで以来、小松左京の本はあらかた読んでいるのだが、実家に置いていた本は捨てられて今手元にはない。
どうしても読みたいということでアマゾンで大人買いしてしまった。
買った本は以下の通り。


日本沈没
結晶星団
小松左京セレクション2 時間エージェント
果しなき流れの果に
明烏 落語小説傑作集
月よ、さらば
日本沈没
ホクサイの世界?小松左京ショートショート全集〈1
ふかなさけ?小松左京ショートショート全集〈4
午後のブリッジ?小松左京ショートショート全集〈5
題未定
こちらニッポン…
夜が明けたら
首都消失 ()
ゴルディアスの結び目
首都消失 ()
明日泥棒
くだんのはは
復活の日
霧が晴れた時
役に立つハエ?小松左京ショートショート全集〈3
小松左京セレクション1 宇宙漂流
ゴエモンのニッポン日記
物体O
高砂幻戯
時の顔
見知らぬ明日
戦争はなかった
継ぐのは誰か?
エスパイ
日本売ります
男を探せ
さよならジュピター〈上〉
さよならジュピター〈下〉

昭和三十年代、四十年代に書かれたものも結構あるが、今読んでも古びた感じは全くない。やはり小松左京は偉大である。合計3万円、大枚はたいても十二分に価値はある。最近は毎日一冊ずつ読んでいる。

2011年7月9日土曜日

あのメルマガに書いてもらった!

7月7日七夕の日。
名古屋の国際センタービルであった「売上倍増セミナー&クリニック」に参加してきた。講師はメールマガジン「がんばれ社長!」で有名な武沢先生である。
もちろん、このメルマガは毎日読んでいる。本当に素晴らしい内容なのだ。自分の中でこれは殿堂入りだと思える回がいくつもあるが、以下の「あきらめず、がんばれ!」などはコピーして持ち歩いているくらいだ。

http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=3241

もちろん、本も読んでいる。本も良いのだ。
「当たり前だけどわかっていない経営の教科書」から始まり、「朝10分 熱い経営 実現シート」、「絶対に達成する習慣」、「勝ち抜く社長の絶対法則」ももちろん読んでおり、書架ではドラッカーの本の隣に置いてある。
そんな人であるから、セミナー内容も満足すべきものであった。新しい知見も得られたし、頭の交通整理にもなった。明日から生かすべく、資料の「顧客創造に関する方針を成文化するための質問」に取り組んでいるところだ。

そんな中、実にうれしいことがあった。今週のウィークリー雑感の中にわしのことが書いてあるではないか。

http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=3602

この広島のU社長はわしのことなのだ。

これは本当にうれしいことである。ついでに本名ならもっと良かったのにとも思うが、本人の了承なしでは仮名でしかたないということか。
いずれにせよ、武沢先生、本当にありが豆ございます。


2011年6月18日土曜日

社員旅行で大谷山荘へ

社員旅行に行った。
参加者27名。バスで下関へ。バスの中ではクイズ大会や、事情で会社を辞める人への贈る言葉などで笑いあり、涙ありで盛り上がった。昼食は春帆楼でふぐ料理を食べ、その後、しものせき海響館・唐戸市場に寄って、日帰り組はここから新幹線で帰途へ。
宿泊組は長門湯本温泉の大谷山荘へ。
川沿いの足湯を楽しみ、その後豪華な食事をいただく。夜には、蛍狩りもあり。とても満足だ。
翌日は海産物ショッピングに、金子みすず記念館、松陰神社などを回り、会社に戻る。
良い旅行であった。

2011年6月7日火曜日

研修参加「経営力強化のための経営分析入門」

6月1日~3日の三日間。五日市の中小企業大学校広島校に「経営力強化のための経営分析入門」の講義を受けに行ってきた。
講師は宮直史先生。
内容は非常に面白かった。自分では数字に強い方だと自負していたが、これは間違いであったと悟った。
先生の言葉を借りるなら、「評価と分析は違う」のだ。これまでしていたのは明らかに「評価」であって、経営のために本当の意味では役立ててはいなかったのだ。
その他、「数字だけで良い会社と悪い会社がわかるわけがない」、「現場が変われば数字が変わる。数字だけ変えようとしても仕方ない」、「数字だけ見ていても意味がない。数字のウラにある現場の動きを見るのが大切なのだ」などなど、数字の専門家が普通言いそうにない発言が多く飛び出していたが、それだからこそかえって深みがあった。
懇親会の話から参加者に豆菓子のプレゼントをすると、プロジェクターで弊社のHPを映し出してくれたり、質問に懇切丁寧に答えてくれたり…と、本当に良い先生であった。
今月の29日と30日には後半の講義がある。
それまで、研鑽を積んでおこうと思う。



宮先生のブログ↓
http://blog.canpan.info/miya38ts/archive/485

2011年5月25日水曜日

究極合宿参加!

5月21日~22日に尾道ふれあいの里での「究極合宿」に参加してきた。
いろいろ素晴らしい出会いがあったが、脳の奥に電気が走るような知的刺激を受けたのは、西田文郎先生の講義だ。
西田先生について以下の通り。
参考URL http://www.earth-words.net/human/nishida-bunrou.html


「西田 文郎(にしだ ふみお)」(1949~)
日本におけるメンタルトレーニング研究・指導のパイオニア。
ビジネス業界では、パナソニックやNTT、JPモルガンなどの大企業の指導にあたり、
また、スポーツ界でも巨人やヤクルト、ジュビロ磐田や清水エスパルス、
その他にもバスケット、バレー、ゴルフ、ボクシング界など、
多くのビジネスマンやトップアスリート達の指導を行う人物であり、
北京オリンピックでは金メダルを獲得した、
女子ソフトボールチームの指導を行った人物としても有名です。

わしにとっての「成功」とは何か?
わしにとっての「夢」は何か?
真剣に考えてみる必要がある。
わしにはまだまだ「化ける要素」が山のようにあると思うのだ。




2011年5月7日土曜日

席なし社長放浪記

言っても信じてもらえないことが多いが、わしには自分の机がない。
自宅の書斎の話ではない。職場、事務所での話である。もともとデーンと構えたような机は持たず、社員さんの中に混じって座っていたのだが、人数が増えたためにそれを譲ったためにこのようになったのだ。
朝は誰よりも早く出社しているので問題ないのだが、その後が結構大変だ。10時に出社する社員がいるのでそれまではそこに座れるのだが、後は空いている席を求めて転々としなければならない。
応接スペースに座っていても、来客があればやりかけの仕事をまとめていそいそと移動しなければならず、それは食堂のスペースでも同じだ。
しかし、これはこれでありなのかもしれぬ。キャノン電子などは椅子自体がないというし、席がなければ社員さんの中に混じっていかなければならない。コミュニケーションを密に保つためにもプラスではある。
ともあれ、今日も社内での放浪は続く。

広島文教女子大学で「人生論」講義

人生何が起こるかわからない。
福山大学での「備後経済論」に続いて、今度は広島の文教女子大学から「人生論」講義の依頼があった。わしごときに何の人生「論」かとは思ったが、何かをなしとげたわけではなく、まだ途上にあるという意味では学生と同様であると考えれば、わしが話す意味もあるだろうというわけで、快く引き受けることとした。
人数は80名くらいだったが、この学生たちの反応が素晴らしい。笑ってくれたり、真剣になってみたり、話すのが気持ち良かったくらいだ。そして、先生たちもまた素晴らしかった。この先生にして、この生徒あり、であろう。
ここでもまた貴重な経験をさせていただいた。
本当にありが豆である。

2011年4月19日火曜日

いやーお恥ずかしい!「ビジネス情報」載ってしもうた

いやはや、お恥ずかしい。
4月10日発行のビジネス情報の表紙に載せていただきました。
しかし、こうなると撮影もプロのカメラマンの方が黒い幕を後ろに張ってからスタートという本格的なものであった。内容については、いつも言っていることなので、目新しいことはないようではあるが、ライターの方もとても上手にまとめてくれていて、話した本人も「そうか、わしはこんなことを考えていたのか」とあらためて確認することができた。
更に、自分が表紙になっている雑誌が本屋に並ぶ場面も見ることができ、恥ずかしいけれど何やら正直少しうれしくもあったのであった。
感謝、感謝。ありが豆である。

2011年4月9日土曜日

T君、卒業おめで豆(とう)

我が社のホープであるT君がようやく卒業できた。
T君は昨年4月に入社してきた新入社員であるが、内定が決まった後に「単位が足りずに留年」が発覚。普通なら、こういう場合は内定取り消しということになるのであろうが、我が社に「普通」は関係ない。まだまだ普通以下だからだ。
週に二回通って、試験に合格すれば前期で卒業できるという話であったので、これを許可した…が、しかし、前期でも試験に落ちてしまった。大学の単位など、通常落とそうと思っても落とせるものではない。何たる要領の悪さであろうか。けれども、再度挑戦を許可して、ようやく後期で単位の取得ができて、晴れて卒業となった。
今回の件から、彼が何を学んだのかはわからぬが、何年か経った時に会社の後輩から「あのやり手のTさん、大学留年したんだって。それで会社に来ながら大学に通ったそうよ。普通なら、留年イコール内定取り消しなのに、最初から社長には『こいつは将来かなりできる人間になる』と見えていたのね」などと噂されるくらいになってもらいたい。
いずれにせよ、すべからく終わり良ければ全て良し。
今後も頑張ってもらいたい。

2011年4月1日金曜日

広島テレビ「夢の通り道」

去る3月19日に弊社が広島テレビの「夢の通り道」という番組に取り上げてもらった。

http://www.htv.jp/yumemichi/backno.html

放送局のHPの放送内容には、以下のように書いてある。
福山城に近い胡町。ここに懐かしさの漂う店がある。名前は「豆徳」、徳永製菓の直営店。豆菓子の専門店だ。社長は八代目、上迫豊。15年前に入社し、去年社長に就任した。徳永製菓の創業は142年前の明治2年。雑穀商がスタートだった。豆菓子を作り氷を製造販売する製氷業やパンの製造販売も手掛けた。だがどの業種も大手との価格競争。廃業を考えたこともあった。会社の窮地を救ったのが9年前に販売した真っ黒な豆「竹炭豆」だ。今も根強い人気だ。去年味覚を審査する国際的なコンテストで優秀味覚賞を受賞した。豆菓子としては世界初の受賞だった。上迫社長は「豆菓子の既成概念や固定観念を打破したい。それが国際市場への進出にもつながる」という。豆の可能性と新しい商品開発。徳永製菓の戦略を探る。


この番組、土曜日の朝9:30~10:00までの30分を毎週丸々1社に当てての放送である。
取材も3日間に及ぶものであったが、素晴らしい仕上がりとなっており、思わず自分の会社ながら「面白いな」と夢中で観てしまった。

また、反響もすさまじく、放映直後から本店には多くのお客様が来てくださり、年末さながらのにぎやかさであった。
広島テレビのスタッフの皆さまに心から感謝である。

番組の内容を裏切らないように、今後も頑張らねばならぬ。

2011年3月30日水曜日

減量勝負に勝った!

I君との掛けであった3月末までに体重65kg以下にする…を昨夜何とか達成。
何しろ先週金曜日には69.0kgあったのだから、4日で4kg痩せたことになる。更に言うなら、年初には史上最高値73.2kgをマークしていたのだから、3ヶ月弱で何と8.2kg痩せている。驚異的なことではないか。
この間まともな食事はせず、一日風呂に二三回入り、口にするものはダイエットクッキー数枚のみ、月曜日と火曜日は日中からスポーツセンターに行きエアロバイクを漕いで、サウナに極限まで入って、脱水状態すれすれでのゴールだ。
念のため、証拠として体重計を動画で撮影し、妻と子どもを証言者にもした。
今後このまま65kgキープは難しいので、上限を67kgとして、今後3ヶ月で定常状態65kg以下を目指すとしよう。
ともあれ、勝負にはいかなることをしても勝つという自分のポリシーが守られたのが大切なことだ。

2011年2月14日月曜日

男旅(四国 高松編)

この日は朝から小学校2年生の息子と2人でロードスターに乗って男旅に出かけた。
瀬戸大橋を渡り、高松に行き、まずは四国村のわら家で釜揚げうどんを平らげた。11時に入ったのだが、出る頃にはもう列ができていた。

その後は男旅にふさわしく、屋島に徒歩で登ることとした。下界では道の端にところどころ雪が残るくらいだったが、45分かけて登った屋島の上は一面の銀世界。雪合戦をして遊んだり、かわらけを投げたりして楽しむ。

その後は屋島のドライブロードでミステリーゾーンに行き(ここは面白い。目の錯覚で上り坂が下り坂に見えたりするのだ)、その後は驚きの繁盛店「夢たから」に行き、特大いちご大福をほおばった。
しかし、この店商品を買うためにまず整理券を取らねばならないのだ。そう、驚異の大繁盛店なのだ。この日は20人待ち。豆徳本店もこれを目指さなきゃね。

ともあれ男旅、男同士の絆が深まったのであった。
(ちなみにこの日、我が家の女たちはチョコ作りで絆を強めていたのであった)


2011年1月18日火曜日

ぶり大根

今年は少し料理を覚えようと思っている。
別に離婚の危機に瀕していて、1人で料理をする必要に迫られているわけではない。
食品を扱う会社の社長として、少し味覚に対する感度を強めたいというのが目的だ。
というわけで、先日の日曜日は妻から「ぶり大根」を教わった。
だしをとり、大根の面取りという技も教えてもらい(この料理ではさほど必要ないが)、煮込んでいき、味付けをする…意外と面白いというのが感想だ。
また、出来上がったのが大変おいしい。
料理もいいものだ。

2011年1月13日木曜日

クアラルンプール出張

パリ出張の投稿も途中であるし、12月に行ったクアラルンプールの出張についても投稿できず、今日まできてしまった。
何かとバタバタしていたのだ。
この12月はおかげさまで会社として単月売上で史上最高値を更新したし、1月に入っても立て続けに海外からの注文がきたりしている。
しかたないので、今後気が向いたときにトピックス的に投稿していこうと思う。




これはクアラルンプールの怪物屋敷プドゥーと、ペトロナスツインタワーを下から撮った写真である。
アジアの光と闇。いや闇と光か。

大学での講義

地元福山大学の経済学部から「備後経済論Ⅲ」の講義を依頼された。
この講座は過去備後エリアの錚々たる社長がしてきたもので、わしのような若輩者には身に余るのであるが、光栄であるので引き受けさせていただいた。
タイトルは「徳永製菓 世界最強の豆菓子屋を目指して」である。
事前に大学の非常勤講師の辞令をもらってからのスタートである。
校内に上のような看板まで出していただいて…少し恥ずかしい。もっと普通のタイトルにすれば良かったか。

アガリ症のわしとしてはあまり緊張感もなく、何とか最後までいけた。200数十名の学生たちには何かしらのメッセージが伝わったであろうか。

感想:今回は初めての大学での講義。良い経験をさせてもらった。