タウン情報誌と言えばWink、Winkと言えば福山備後での生活になくてはならぬタウン情報誌というくらいのものだが、そのWink新年号の表紙に弊社本店が掲載されました。これに先立つこと二週間前、着物を着た美人が店舗に訪れて撮影。思わず、野次馬してしまいました。この方のイメージと本店の構えが合って良い感じ。とても雰囲気良く写真に写っております。
年内は30日まで営業。皆さん、よろしくお願いいたします。
2008年12月23日火曜日
2008年12月9日火曜日
中国新聞に載せていただきました
2008年11月29日土曜日
断ビールの効用
今週は月曜日から今日までビールを飲んでいない。妻との賭けで明日まで、つまり一週間ビールを飲まなければ5000円ゲット、飲めば10000円払わなければならないが、もう勝ちは決まったようなものであろう。今日などはビールの誘惑に負けてはならないということで焼き肉を食べに行く誘いも断った。今回の断ビール、きっかけは長女に勉強を教えるためには醒めてなければならないというものだが、その他についても大きな効用があった。
まず経済的なことで言えば、通常毎日飲んでいたビールにかかる費用として大缶ビール1本、小缶ビール1本、小缶発泡酒2本、しめて750円。これにつまみ平均200円、ついで買いでアイスクリームを平均300円は買っていたので計1250円がかかっていた。まあ、これを全て自分で負担していたわけではないので仮に週平均5回が自己負担だとして週の経費が6250円。これが削減できたこととなる。年間だと6250円×55週で343750円の削減となるが、これはまるっきり断酒をした場合である。しかし、こう計算してみるとすごい額である。現在の一ヶ月のおこづかいがうん万円であるから半分をはるかに上回る額がビール関連支出になっていたことが判明した。
次に時間についてであるが、酩酊状態になると思考能力は漸次低下していくため、知的活動にはほぼ適さない頭となるが、もちろんビールを飲まなければ寝るまで頭脳は覚めたままだ。そのため、今週は本もよく読めたし、目的である長女への指導もできた。こうした知的活動に使用できた時間は一日平均3時間、ビールはほぼ毎日飲んでいたので一週間7日をかけると21時間、一年間だと21時間×55週間で1155時間となる。1155時間というと約48日、一ヶ月半以上である。
これは一日を24時間計算しているが、実際には起きている時間は一日16時間しかないわけで、1155時間をその16時間で割ると72日、つまり二ヶ月半近くを酔っぱらいとして過ごしていたということが判明した。何ということか!わしは一年の内、二ヶ月半を酔っ払いとして過ごしていたということか。今までどれだけの時間を浪費していたというのか、と嘆いても仕方ないが、すごい数字である。このような衝撃的な数字を自覚することができたのが今回の断ビールのプラスと言えばプラスであろう。
ということで、今後どうするかが大切となってくる。お金は節約でき、時間は有効利用できるのなら、ビールなんていらないじゃないか、ということだ。覚醒時間の内酩酊して浪費してきた二ヶ月半を利用可能にできるのなら覚醒時間は20%アップすることになる。わしの平均余命は厚生労働省の資料によれば38.36年なのでこれは7年以上長生きすることと同等の価値を持つ。
しかし、ビールを飲まずにこのような計算をするようなことが本当に知的活動になるの、という根本的な疑問もある。わしがこうして一生懸命思索しているのが、時間の有効利用に当たらないのならば、わしは覚めていても酔っ払っていても同じだということになってしまうわけだ。
そうだとすればもうヤケクソ、ビールでも飲んで痴的活動に精を出すしかない。
繁忙期にはわしも包装を手伝うぞ
久し振りに包装場の手伝いをした。しかも、大体手伝っても1,2時間が関の山のところ、今日はほぼ終日である。包装場の姐御、川浪さんにも「午前中で終わりかと思ったら、思ったよりよくやってる」と褒められた(?)くらいだから相当なものである。
内容進物の包装だったのだが、単純作業だと思ってすれば飽きる。飽きてはいかんというわけで、自分なりに工夫をしてみた。佐藤さんとスピードを競争してみたり、どちらがきれいにできるか皆に評価してもらったり、中でも効果的だったのは進物箱の包装で最後の箇所の包装紙をどうやったらきっちりと合わせることができるかどうかをチャレンジ課題としたことだった。何度か試行錯誤して正確な位置決めをしたつもりでも、やる度に数ミリ程度の差ができる。これをどうすれば克服できるか。なかなか面白かった。
結果的には位置決めを確実にした段階で差は1センチ以内の範囲に入るようになった。また、どちらにずらせば仕上がりがどう変化するかも調べてそれもフィードバックしながらやった。その結果、1ミリの狂いもなくピッタリ合うホールインワンが5回出た。川浪さんが3回、佐藤さんが1回、長谷川さんは0回だったから、この精度は評価されて良い。しかし、毎回は無理だ(2回連続はあったけど)。
この難しさも数学的に説明できる。確かに位置決めが完全に正確ならば毎回ピッタリ合うはずだ。しかし、箱のふくらみよるズレや紙を箱に押しつける際のズレはある。もしこのズレが仮に1度であったとしてもtan1°は0.017であるからして、今日の進物箱の短辺のサイズは28センチであり、これを二回転させるのだから、0.017×56センチで0.95、約1センチのズレとなる。しかもこれは左右で離れるように発生するため、1度のズレは実際には2センチとなって現われる。かくのごときデリケートな作業なのである。
たかが包装と侮れない。上記のような感覚を持って望めば包装の応援も飽きるなんてとんでもない、深いものなのである。
2008年11月24日月曜日
ビッグローズでの販売会
2008年11月13日木曜日
新しいウォシュレット
10年以上経つといろいろなものが壊れてくるもので、家のウォシュレットが壊れてしまった。蓋の金具が壊れたのに続き、ノズルがひっこまなくなってきた。最初は数センチだけだったのが徐々に戻りが悪くなり、とうとう伸びきったまま止まるようになった。このため、「大」をいたす時にはかなり前座りしなければいけなくなり、さすがにこれでは困るというわけでとうとう新しくウォシュレット購入した。
これを設置するのが大変だった。通常30分程度でできるところ、前のウォシュレットを便座とつなげていたゴムパッキンが腐食しており、これをカッターで削ったり、はさみで切ったり、トイレの床に寝転びながらの作業。気がつけば、トイレのほこりが髪についていたりした。
しかし、苦労のかいがあり、調子はすこぶる快調。洗浄力も強くなり、洗えているよという感じである。
2008年11月3日月曜日
タイ人は熱心な仏教徒
タイ人は熱心な仏教徒であるからして、マクドナルドでもロナルドがちゃんと合掌している。
しかも、どのタクシーに乗っても天井やらダッシュボードに仏様に交通安全を祈るお守りが書いてあったり、奉ってあったりする。
思わずわしも一緒に合掌してしまった。
しかも、どのタクシーに乗っても天井やらダッシュボードに仏様に交通安全を祈るお守りが書いてあったり、奉ってあったりする。
思わずわしも一緒に合掌してしまった。
2008年11月1日土曜日
バンコクで己の適応能力を思う
わしは適応能力が高い。これを今回のバンコクで改めて確認した。
今回のホテルは伊勢丹と6、7車線の道をはさんだ対面にあり、通勤のためには大回りして歩道橋を渡らなければならない。
最初の二日は正直に遠回りしていたのだが、ふと見ると現地の人は平気で渡っているではないか。
よし、ということで真似してみることにした。最初は渡ろうとしている人にぴったりとくっついて、一緒に渡ってみた。なかなかのスリルだ。しかし、通勤時間がはるかに短縮されることは間違いない。
次からは、自分一人で渡ってみることとした。右を見て左を見て今だというわけで一車線分ずつ進んでいく。現地の人から見ると、たぶん滑稽な動きだったと思う。こんなことを何度か繰り返していると、段々慣れてきたのか、最後は現地の人と同様歩いて渡っても平気になっていた。
何日か後、一緒に物産展に参加した仲間で食事に行く際、道を渡ろうとすると皆はもちろん躊躇している。「ここを渡ると早いですよ。僕と一緒に来れば大丈夫ですから」
結局、一緒に渡ったのは一人だけ。しかも彼は車に轢かれそうになって「もう二度と渡らない」と言っていた。この時、道を渡るわしを見ていた皆のあきれたような目が忘れられない。
そう言えば、学生時代に東南アジアを放浪していた時にも、うんこをする時にはトイレットペーパーを使わず、現地の人と同じく水桶で流しながら、左手でお尻を洗っていたっけ。
郷に入れば郷に従え。
どこでも生きていけそう、というのはわしのささやかな誇りである。
今回のホテルは伊勢丹と6、7車線の道をはさんだ対面にあり、通勤のためには大回りして歩道橋を渡らなければならない。
最初の二日は正直に遠回りしていたのだが、ふと見ると現地の人は平気で渡っているではないか。
よし、ということで真似してみることにした。最初は渡ろうとしている人にぴったりとくっついて、一緒に渡ってみた。なかなかのスリルだ。しかし、通勤時間がはるかに短縮されることは間違いない。
次からは、自分一人で渡ってみることとした。右を見て左を見て今だというわけで一車線分ずつ進んでいく。現地の人から見ると、たぶん滑稽な動きだったと思う。こんなことを何度か繰り返していると、段々慣れてきたのか、最後は現地の人と同様歩いて渡っても平気になっていた。
何日か後、一緒に物産展に参加した仲間で食事に行く際、道を渡ろうとすると皆はもちろん躊躇している。「ここを渡ると早いですよ。僕と一緒に来れば大丈夫ですから」
結局、一緒に渡ったのは一人だけ。しかも彼は車に轢かれそうになって「もう二度と渡らない」と言っていた。この時、道を渡るわしを見ていた皆のあきれたような目が忘れられない。
そう言えば、学生時代に東南アジアを放浪していた時にも、うんこをする時にはトイレットペーパーを使わず、現地の人と同じく水桶で流しながら、左手でお尻を洗っていたっけ。
郷に入れば郷に従え。
どこでも生きていけそう、というのはわしのささやかな誇りである。
スターがやってきた!
物産展会場にタイのスターがやってきた。
一人はLEESOR SANでタイのサッカー選手でスーパースター、もう一人は映画スターのPON TANTASATEAN。どちらも知らなかったが、思わず一緒に写真を撮ってもらった。
PON氏がゲイなのは衆知の事実のようだが、見ると確かにそのような気配が漂っている。
まあ、タイはゲイの天国でもある。切って10万バーツ、ふくらませて5万バーツで何かと高くつくようだが、ゲイやらオカマが顔をふせることなく、暮らしていける国なのだそうだ。
性同一性障害も聞けば、潜在的には5%くらいの人がそうなのだというし、そんな人が自分の生き方で生きていけ、周りもそれを受け入れるのなら、それは良いことではないだろうか。
確かにタイの人はやさしい。熱心な仏教徒であることと日常に根ざした精霊信仰(ピー)、そして精神的な中心たる国王への尊敬の念が合わさって、このメンタリティーを作り出しているのだろうか。
仏教徒の持つ寛容性(そうじゃない場合もあるだろうけど、「上座部仏教原理主義者」だの「大乗仏教ファンダメンダリスト」という人はあまりいないんじゃないかな?)は、この狭くなってしまった地球上では大切なことではないかと思う。
タイ人は豆菓子がお好き?
バンコク伊勢丹の物産展に参加
10/23からバンコク伊勢丹での広島県物産展があり、それに参加してきた。タイのバンコクに行くのは二年半ぶり。アジア大好きのわしからするととても楽しみである。前日の夕方に新空港からバンコク入りしたが、名物の交通渋滞にもかからず市内に行けた。朝ホテルから会場に向かう途中も歩道には屋台が並び、バンコク特有のにおいを発している。
この喧騒、ナンプラーだのカピ(タイの蝦醤)だのが入り混じっている感じが大変良い。
この喧騒、ナンプラーだのカピ(タイの蝦醤)だのが入り混じっている感じが大変良い。
2008年10月11日土曜日
世界金融危機を見て思うこと
このところ世界の金融市場はとんでもないことになっている。
昨夜もYahoo! Financeをリアルタイムで見ていると、世界のパニックぶりが伝わってきた。これも歴史的な瞬間というやつだろう。瞬間的にダウは8000ドルを割り、これは5年半ぶり。日経平均株価は9.62%、下落幅で881円下げて8276円。新興国の株価じゃあるまいし、9.62%の下落だなんて、日本は世界第二位の株式市場ですぞ。
それにしても世界経済のセンチメントもコロコロとよく変わるものだ。1年前にサブプライム問題が起こるまでは世界全体では史上空前の経済成長率を誇り、これもグローバリズムの賜物だなどといわれていなかったか? 更にサブプライムの後でも新興国経済についてもデカップリングが言われていなかっただろうか。もっとも新興国の株式市場は売り叩かれているものの、実体経済への影響は限定的かもしれないので、そういう意味でのデカップリングはまだ生きているかもしれない。
昨年からの価格上昇についても、2,3年前までは日経ビジネスのタイトルなどにも「世界永久デフレ」などの見出しが躍っていたものだ。
いい加減なものである。
したがって、世に言う知識人の発言も、衆知の判断も「間違いだらけだ」ということがはっきりした。株式市場など衆知の集合体だからだ。
ならば、私は今からどうするか?
やはり自分の頭で考え抜くしかない。もちろん、道しるべを提示できる(信用できる)人を見つける嗅覚も大切だ。そして、運も必要だ。
グローバリズムは世界を狭くして、パニックも一瞬で世界中に伝染することとなった。今回の金融危機がどうなるかはわからないが、もしこれが収束したとしても、次の危機はもっと大きな規模で発生するかもしれない。
サバイバル能力が問われる。
そして、この自分、サバイバル能力には自信がある。
2008年10月5日日曜日
2008年9月29日月曜日
落花生の畑でスイカが採れた!
笠岡で落花生を契約栽培をしてもらっている畑でスイカが採れた。
それも、7月12日に社員総出で草取りに行った際に食べたスイカの種からだという。
落花生の栽培をしてもらっているアグリインダストリーさんが持ってきてくれたのだ。
そりゃあ確かに暑かった。そんなわけでスイカもむさぼり食ったし、畑の中だからということで種もそこら中にぺっぺと吐いた。
しかし、その種から本当にこんな立派なスイカが出来るなんて!
しかも食べてみると本当に美味いではないか!
なんて良い畑なんだ!
というわけで、収穫をひかえた落花生にも期待がもてると確信を深めたのであった。
アグリさん、おいしいスイカをありが豆。
追記:アグリさんの話ではスイカは全部で数個出来ており、その中で一番美味しそうなものを持ってきてくれたとのこと。本当にありが豆ございました。
それも、7月12日に社員総出で草取りに行った際に食べたスイカの種からだという。
落花生の栽培をしてもらっているアグリインダストリーさんが持ってきてくれたのだ。
そりゃあ確かに暑かった。そんなわけでスイカもむさぼり食ったし、畑の中だからということで種もそこら中にぺっぺと吐いた。
しかし、その種から本当にこんな立派なスイカが出来るなんて!
しかも食べてみると本当に美味いではないか!
なんて良い畑なんだ!
というわけで、収穫をひかえた落花生にも期待がもてると確信を深めたのであった。
アグリさん、おいしいスイカをありが豆。
追記:アグリさんの話ではスイカは全部で数個出来ており、その中で一番美味しそうなものを持ってきてくれたとのこと。本当にありが豆ございました。
2008年9月24日水曜日
2008年9月13日土曜日
2008年9月11日木曜日
ザッハトルテはうまい!
2008年9月2日火曜日
秋が来た、食欲の秋が!
9月となり、朝晩は少し過ごしやすくなってきた。
暑過ぎた夏も終わり、いよいよ秋である。そして、秋といえば食欲の秋である。
我輩の体重もこのところ上昇気味であり、これは困ったことである。
体重の増加というのは不思議なもので、しばらく平衡状態を続けていたと思っていたら、短期間で一気に2,3キロ急上昇してしまう。これを繰り返しながら、気がつけば子供一人分に相当する重さの脂肪が腹回りについていたりする。
このような軌跡を描いて上昇するのは、何も体重に限らず、株価や成長曲線、売上などもそうだろうが、面白いものである。
まあ、腹回りの成長については「面白い面白い」などとのんきなことばかりは言っていられないので、しばらくビールを絶つこととした。過去最長の断酒(ビール)は3日だが、今回はどうだろうか。
暑過ぎた夏も終わり、いよいよ秋である。そして、秋といえば食欲の秋である。
我輩の体重もこのところ上昇気味であり、これは困ったことである。
体重の増加というのは不思議なもので、しばらく平衡状態を続けていたと思っていたら、短期間で一気に2,3キロ急上昇してしまう。これを繰り返しながら、気がつけば子供一人分に相当する重さの脂肪が腹回りについていたりする。
このような軌跡を描いて上昇するのは、何も体重に限らず、株価や成長曲線、売上などもそうだろうが、面白いものである。
まあ、腹回りの成長については「面白い面白い」などとのんきなことばかりは言っていられないので、しばらくビールを絶つこととした。過去最長の断酒(ビール)は3日だが、今回はどうだろうか。
2008年8月26日火曜日
化石発掘
先日の日曜日、岡山のなぎビカリアミュージアムで化石の発掘体験をしてきました。
今から1500万年前には岡山県北部の奈義町は海、しかも亜熱帯気候でマングローブ林の群生地帯の只中にあったらしく、巻貝の一種であるビカリアの化石が良く採れるとのこと。
子供たちと化石の発掘体験をすると、採れるわ採れるわ。ヨコナガホンミミエガイ、カケハタアカガイ、ビカリエラ、トクナリヘナタリ、イズモクテルス、ノジュール、オオガキ、ツキノオサガリ、サクラガイ、そして蟹の足の一部、葉の化石など、十二分に堪能いたしました。写真は、葉の化石です。
考古学的な時間感覚、つまり1500万年前には今は中国山地の只中の山村が亜熱帯の海であったという事実。信じ難いくらいスケールの大きな話ですが、これを考えると今の地球温暖化の問題についても少し冷静に対応できそうです。
しかし、20年前までは中国地方水質ワースト1である芦田川でしじみが獲れていたなどということを思い出せば、20年前が1500万年前と同様にはるか遠い過去のように感じられて、複雑な心持にもなってしまいました。
2008年8月23日土曜日
直撃、苦悶、地獄の苦しみ
2008年8月20日水曜日
読書の喜び
活字中毒のわしにとって、面白い本に出会うことは面白い人に出会うことと同様すこぶる重要なことである。
しかし、面白い人との出会いがまれであるように、面白い本と巡り会うこともまれである。
残念ではあるが、これが真実である。
面白い人はまれな存在である。しかし、まれな(変わった)人がすべて面白いわけではない。
論理的に言えば、面白いはまれの十分条件であるが、まれ(変わった)が面白いの必要条件ではないということだ。
話が脱線してしまった。
身震いがくるほど面白い、終わりがくるのが惜しいと思えるほどの本は少ないということが言いたかったわけだが、今回の出張中に読んだ本はいずれも面白かった。
まず、梯久美子「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」、続いて橘怜「永遠の旅行者(上)(下)」、そして石黒耀「震災列島」、いずれも時間を忘れ、むさぼるように一気に読みきってしまった。
「震災列島」などは帰りの新幹線の中、東京から夢中で読み始め、岡山で読み切ってしまった。もし読み終わるのが遅ければ、福山で降り過ごしていたことは間違いない。
この石黒耀はすごい!一作目の「死都日本」など傑作中の傑作であったが、二作目も面白いではないか。
こんな作家・作品と会えるのだから、読書はやめられない。
そして、当たりくじを立て続けに引いてしまえる日もあるのだから、日々は面白い。
しかし、面白い人との出会いがまれであるように、面白い本と巡り会うこともまれである。
残念ではあるが、これが真実である。
面白い人はまれな存在である。しかし、まれな(変わった)人がすべて面白いわけではない。
論理的に言えば、面白いはまれの十分条件であるが、まれ(変わった)が面白いの必要条件ではないということだ。
話が脱線してしまった。
身震いがくるほど面白い、終わりがくるのが惜しいと思えるほどの本は少ないということが言いたかったわけだが、今回の出張中に読んだ本はいずれも面白かった。
まず、梯久美子「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」、続いて橘怜「永遠の旅行者(上)(下)」、そして石黒耀「震災列島」、いずれも時間を忘れ、むさぼるように一気に読みきってしまった。
「震災列島」などは帰りの新幹線の中、東京から夢中で読み始め、岡山で読み切ってしまった。もし読み終わるのが遅ければ、福山で降り過ごしていたことは間違いない。
この石黒耀はすごい!一作目の「死都日本」など傑作中の傑作であったが、二作目も面白いではないか。
こんな作家・作品と会えるのだから、読書はやめられない。
そして、当たりくじを立て続けに引いてしまえる日もあるのだから、日々は面白い。
2008年8月18日月曜日
2008年8月17日日曜日
またしても、けが人が!
まあ自分でも好きだなとは思いますが、今朝もまた大谷山林道に出掛けてまいりました。
お盆休みにビールの大量摂取と運動無縁の生活をしたためか、体重は増えて体の動きはすこぶる鈍いという状況下、「今日はLSDで行きましょうね!」というM君のお誘いに喜んで乗ってしまいました。
※注意:LSDはLong Slow Distanceの略ですからね、心配なく。
ところが、大雨が降ったわけでもないのに林道入り口はこのような状態。しかも、前回より更に砂利などが浮いており、難易度は増すばかり。案の定、新人のK君が転倒落車。写真のような背中になってしまいました。右ひじの傷はこれもまた「男の生傷」のひとつですね。大きい石に前輪をとられ、一回転したとのこと。なかなかの大技で、転倒オリンピックがあったら、メダルは確実だったとか。転倒シーンを見られなかったのが残念至極です。
お盆休みにビールの大量摂取と運動無縁の生活をしたためか、体重は増えて体の動きはすこぶる鈍いという状況下、「今日はLSDで行きましょうね!」というM君のお誘いに喜んで乗ってしまいました。
※注意:LSDはLong Slow Distanceの略ですからね、心配なく。
ところが、大雨が降ったわけでもないのに林道入り口はこのような状態。しかも、前回より更に砂利などが浮いており、難易度は増すばかり。案の定、新人のK君が転倒落車。写真のような背中になってしまいました。右ひじの傷はこれもまた「男の生傷」のひとつですね。大きい石に前輪をとられ、一回転したとのこと。なかなかの大技で、転倒オリンピックがあったら、メダルは確実だったとか。転倒シーンを見られなかったのが残念至極です。
東急ハンズでの企画
2008年8月14日木曜日
臍(へそ)の上のブニョ
宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」はなかなかの傑作のようだ。
わしより一足先に観に行った子供たちの反応も上々だった。
もちろん、わしも観に行くつもりだが、今一番気になるのは「崖の上のポニョ」ではなく、「臍(へそ)の上のブニョ」である。
このブニョ、数年前からわしの臍の上で大きくなり続けている「メタボの子」である。
メタボの基準である胴回り寸法まで後0.5センチ、もう後がない。
そんなわけで、最近は自転車に乗り、下手なテニスをし始めたがどうなることやら。
これからの見所である。
「ブニョブニョブニョ、メタボの子、太い腹からやってきた~」
わしより一足先に観に行った子供たちの反応も上々だった。
もちろん、わしも観に行くつもりだが、今一番気になるのは「崖の上のポニョ」ではなく、「臍(へそ)の上のブニョ」である。
このブニョ、数年前からわしの臍の上で大きくなり続けている「メタボの子」である。
メタボの基準である胴回り寸法まで後0.5センチ、もう後がない。
そんなわけで、最近は自転車に乗り、下手なテニスをし始めたがどうなることやら。
これからの見所である。
「ブニョブニョブニョ、メタボの子、太い腹からやってきた~」
脛の傷(8月13日大谷山林道にて、M君負傷)
2008年8月8日金曜日
この世で一番おいしい飲み物
最近、ボルヴィックのレモン味にはまっている。
2,3時間自転車で林道を駆け回り、汗だくになり、のどがカラカラに乾いた時に飲むボルヴィックのレモン味、これがたまらんのですわい。
水だけでも、十二分においしいのに、そこに爽やかなレモン味。しかも、飲み口の部分が大きいときているから、これはもう最高ですわい。
ぐいぐいと飲み乾す時の気分といったら、これはビールより上ですわい。
ビールも最高だけど、目一杯体を使った後の「水」やら「スポーツドリンク」のうまさといったら、やはりそれ以上だと思うのであります。これって、体の改造が進み、「ビール太鼓腹型」から「ヴァームアクティブ型」に切り替わった証拠かもしれませんな。
しかし、これまでの人生で飲んだ最高の飲み物はといえば、私の場合「マウンテンデュー」である。
学生時代、バスで旅したイランのルート砂漠で飲んだ「マウンテンデュー」である。四十数度を超える砂漠の中(この時初めて、自分の体温よりはるかに高い環境下では鼻口を布で覆った方が耐えられるものなのだということを実感しました)で、バスはおんぼろで空調など効かず、たまのオアシスでの休息が唯一の支え。
もちろん、当時のイランの田舎に冷えた飲み物、ましてや冷えた清涼飲料水などそうそうあるわけもなく、紅茶に砂糖がたっぷり入っているチャイがあるくらい。そんな中、氷の中でキンキンに冷やしてある「マウンテンデュー」を見かけた時には思わず、「地獄に仏」ではなく、「砂漠にペプシコ」。
思わずごくごくと飲み乾した時のおいしさと言ったら、それはもう「甘露」としか言いようがない。五臓六腑に「冷たさ」「おいしさ」が染み入って、ほんと「生き返った」という感じ。
しかし、その素晴らしき飲み物、最高の飲み物である「マウンテンデュー」も、帰国した後飲んでもあの感動はなく、それ以来「あのルート砂漠のマウンテンデューの印象」を損なわないように、マウンテンデューは一切飲んでいない。
やはり、最高のおいしさ(飲み物も食べ物も)には、「時」と「場所」が必要ということなのですな。
そんな「一番」をどれだけ体験できるのか、それこそが「己の人生をおいしい」と思えるか否かを決めるのかもしれませんな。
2,3時間自転車で林道を駆け回り、汗だくになり、のどがカラカラに乾いた時に飲むボルヴィックのレモン味、これがたまらんのですわい。
水だけでも、十二分においしいのに、そこに爽やかなレモン味。しかも、飲み口の部分が大きいときているから、これはもう最高ですわい。
ぐいぐいと飲み乾す時の気分といったら、これはビールより上ですわい。
ビールも最高だけど、目一杯体を使った後の「水」やら「スポーツドリンク」のうまさといったら、やはりそれ以上だと思うのであります。これって、体の改造が進み、「ビール太鼓腹型」から「ヴァームアクティブ型」に切り替わった証拠かもしれませんな。
しかし、これまでの人生で飲んだ最高の飲み物はといえば、私の場合「マウンテンデュー」である。
学生時代、バスで旅したイランのルート砂漠で飲んだ「マウンテンデュー」である。四十数度を超える砂漠の中(この時初めて、自分の体温よりはるかに高い環境下では鼻口を布で覆った方が耐えられるものなのだということを実感しました)で、バスはおんぼろで空調など効かず、たまのオアシスでの休息が唯一の支え。
もちろん、当時のイランの田舎に冷えた飲み物、ましてや冷えた清涼飲料水などそうそうあるわけもなく、紅茶に砂糖がたっぷり入っているチャイがあるくらい。そんな中、氷の中でキンキンに冷やしてある「マウンテンデュー」を見かけた時には思わず、「地獄に仏」ではなく、「砂漠にペプシコ」。
思わずごくごくと飲み乾した時のおいしさと言ったら、それはもう「甘露」としか言いようがない。五臓六腑に「冷たさ」「おいしさ」が染み入って、ほんと「生き返った」という感じ。
しかし、その素晴らしき飲み物、最高の飲み物である「マウンテンデュー」も、帰国した後飲んでもあの感動はなく、それ以来「あのルート砂漠のマウンテンデューの印象」を損なわないように、マウンテンデューは一切飲んでいない。
やはり、最高のおいしさ(飲み物も食べ物も)には、「時」と「場所」が必要ということなのですな。
そんな「一番」をどれだけ体験できるのか、それこそが「己の人生をおいしい」と思えるか否かを決めるのかもしれませんな。
落花生がどんどん大きくなっているぞ!
契約栽培してもらっている落花生の最新の写真が届いた。
よしよし、順調にすくすくと大きくなっているようですぞ。
写真を見る限り、今のところ草取りの必要はなさそうで一安心。この猛暑の中、炎天下に草取りは命取りになりかねませんからな。
7月12日の第一回目の草取りは朝から社員一同で行なったのだけど、慣れぬ中腰作業、厳しい日差しで、一部のメンバーはわずか2時間弱の作業でバテ気味でした。
しかし、無農薬栽培などというのは本当に「日々雑草との戦い」であって、栽培をお願いしているアグリインダストリーさんには本当に感謝、ありが豆です。
上が今の落花生、真ん中が前回の草取りの様子。
作業後に皆で食べた西瓜がおいしかったです。
よしよし、順調にすくすくと大きくなっているようですぞ。
写真を見る限り、今のところ草取りの必要はなさそうで一安心。この猛暑の中、炎天下に草取りは命取りになりかねませんからな。
7月12日の第一回目の草取りは朝から社員一同で行なったのだけど、慣れぬ中腰作業、厳しい日差しで、一部のメンバーはわずか2時間弱の作業でバテ気味でした。
しかし、無農薬栽培などというのは本当に「日々雑草との戦い」であって、栽培をお願いしているアグリインダストリーさんには本当に感謝、ありが豆です。
上が今の落花生、真ん中が前回の草取りの様子。
作業後に皆で食べた西瓜がおいしかったです。
テニスで良い汗かきました
2008年8月6日水曜日
2008年8月4日月曜日
馬貴派八卦掌の練習に参加
昨日はマウンテンバイクから帰って、昼から倉敷で馬貴派八卦掌の練習会に参加しました。太極拳の仲間ですが、これなかなか良いのですよ。何度か練習会にも参加しているのですが、確かに体に良いことは間違いない。うちの嫁さんは疲れると「八卦しよう」といきなり家の中で始めますからね。
参考HP http://www.maguibagua.com/
参考HP http://www.maguibagua.com/
大谷山林道は面白い!
2008年8月2日土曜日
あっ、と気づけばもう8月
なにやら知らぬ間に気がつけばもう8月である。時間の経つのは実に早いものだ。今ではうるさいくらいに蝉が鳴いているが、次に気がつけばもう冬になっているのではないか、というくらい最近は時間が経つのが早くて困るよ。
フランスの心理学者のポール・ジャネーによれば、主観的に記憶される時間の長さは年少者にはより長く年長者にはより短く評価される、とか。学問的に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するということだ。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどだけど、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。つまり、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に相当することとなる。
実感としては、なんとなくわかるけど、これが事実なら心理的な時間はどんどん加速していき、主観的には短くなっていくわけだ。
これって、ほんと困るよな。
フランスの心理学者のポール・ジャネーによれば、主観的に記憶される時間の長さは年少者にはより長く年長者にはより短く評価される、とか。学問的に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するということだ。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどだけど、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。つまり、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に相当することとなる。
実感としては、なんとなくわかるけど、これが事実なら心理的な時間はどんどん加速していき、主観的には短くなっていくわけだ。
これって、ほんと困るよな。
2008年6月13日金曜日
2008年6月11日水曜日
最後はやっぱりラーメン
2008年6月9日月曜日
仲良きことは美しきかな
仲良きことは美しきかな、という名言を残したのは武者小路実篤だが、確かに仲の良い夫婦を見るのは良いものだ。我が社徳永製菓にも夫婦でスタッフをしてもらっている佐藤さん夫婦がいるが、彼らの仲の良さといったら、これがもう名前の通り「砂糖」のように甘いのである。
出社退社は一緒で、もちろん会社内でも始終顔を合わせながら仕事をしている。結婚して数年、普通ならこのように始終顔を見ていれば「もういい加減、しばらく顔を見なくてもいい」などという心境になるものだが、彼らにはそのような世間の常識は通用しないらしい。会社内でも、相手をしばらく見ていないと視線が自然に相手を探している、見つけるとところかまわず視線をからませてしまうという仲の良さ。
もちろん、真似はできないし、したいとも思わないが、やはり「仲良きことは美しきかな」。
彼らの仲の良い雰囲気が職場内に漂っているとすれば、これが豆菓子の味に甘みを加えているやもしれぬ。
もしそうだとすれば、これはもう、砂糖夫妻にありが豆、感謝感謝であろう。
出社退社は一緒で、もちろん会社内でも始終顔を合わせながら仕事をしている。結婚して数年、普通ならこのように始終顔を見ていれば「もういい加減、しばらく顔を見なくてもいい」などという心境になるものだが、彼らにはそのような世間の常識は通用しないらしい。会社内でも、相手をしばらく見ていないと視線が自然に相手を探している、見つけるとところかまわず視線をからませてしまうという仲の良さ。
もちろん、真似はできないし、したいとも思わないが、やはり「仲良きことは美しきかな」。
彼らの仲の良い雰囲気が職場内に漂っているとすれば、これが豆菓子の味に甘みを加えているやもしれぬ。
もしそうだとすれば、これはもう、砂糖夫妻にありが豆、感謝感謝であろう。
落花生が大きくなっている!
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