2015年2月2日月曜日

AKSスキーツアー(瑞穂ハイランド)

この日曜日、学校保護者会の有志で大人子ども合わせ、バス一台借り切り、総勢50名で瑞穂ハイランドに出かけてきた。
今シーズン初めてのスキーであったが、天気にも恵まれ、本当に楽しく滑ることができた。
それにしても、瑞穂ハイランドは高速からのアクセスが良く、スケールも大きい、素晴らしいスキー場である。昨年に行った北海道のルスツには規模ではさすがに及ばないが、中国地方屈指のスキー場であることには間違いない。
その上、降雪や気温のタイミングのおかげか、雪質もとても良く、腕前以上にうまくなったような錯覚に陥ることができた。
とても楽しく、滑ることができたのだが、最後がいけなかった。一緒に滑っていた○藤○さん(彼はスキーの達人である)と、「帰りはゴンドラに乗らずに、滑って降りよう」ということで、コースの入口を探したのだが、ここで誤って上級者用の「ラビットコース」に行ってしまったのである。

このラビットコース、わしのスキー技術にとって恐怖の連続であった。
ここ、難易度の高い上級者コースであり、初心者コースをもっぱら自分のフィールドとしているわしの下るところではなかったのだ。
平均斜度21.4°、最大斜度32.0°は、スキーがうまい人にとっては「楽しさ」の対象であろうが、わしにとって、この傾斜は「滑る」ではなく、「落ちる」に等しいのだ。更にこのコース、コブコブが切れ目なく続いている。

コースに入った時に、「何やら行きしなゴンドラから見下ろしたコースとは雰囲気が違うな」とは思ったのであるが、ご存じの通り、スキーは地球の重力を利用した(というか、重力に無抵抗な)スポーツであり、一度下ってしまえば元の場所に戻るのは至難の業だ。

この時点では、先のコーナーを曲がれば緩やかなコースが待っているという
希望を持っていたのだが…。

更に、ここで大ゴケして、スキー板がはずれてしまえば、この傾斜の上でわしの技量で再び板をはめるのはまず不可能である。
というわけで、必死の思いで下りきったのだが、ゴール地点では冷や汗あぶら汗で服はびしゃびしゃ、絞れば水滴が垂れるほどの汗をかいていた。
いかに恐怖の時間であったかがわかるであろう。

ラビットコースを下から見た写真。
やはり、わしが踏み込んではならない領域であった。
(これはもう崖である)


と言いつつ、終わってみればとても楽しいAKSスキーツアーであり、準備をしてもらった○藤さん、○永さんには本当に感謝感謝。
ありが豆である。




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